なんだか最近とっても忙しくて。
前回の更新から、
気がつけばもうほとんど1ヶ月

ひえぇぇぇ〜っ

…というわけで。
前回の続きです。
* * * * *そう。
「転機」は、あと2日で2歳4ヶ月となる
9月27日に訪れました。
その前の数週間、いや、1ヶ月? 2ヶ月??
ちょっと定かではありません。
ま、そこは重要ではないです

とにかく、その転機となった
9月27日の前のしばらくの間、
ゆずも昼寝をしないことが多くなり、
あんずも昼寝の時間が減ってきたり。
夜は、まぁ毎日ではないにせよ、
遅い日は22時とか23時とかまで粘られたりして、
かなり体力的にダメージを感じてたんですね。その頃。
んで、ここは思い切って、
一時保育を利用してみようと。
他のところではまた違うのかもしれないけど、
墨田区では、子ども1人につき、
月4回まで一時保育が利用できる。
5時間までは2,000円、5時間超で3,000円と
お値段もとってもリーズナブル

参考サイト >>>
墨田区公式ウェブサイト>一時保育 * * * * *パパに相談してみたところ、
「他の子が歩いたり走ったりしてるところで、
しかもアンタがいないとなれば、
ゆずも一人で歩く気になるかもしれないよ

」
と、大賛成。
二つ返事どころか「ぜひぜひ預けなさい」
「そういうのがあるなら、なんでもっと早く
利用しなかったの!」ぐらいのノリ

そんなわけで、まぁ一度預けてみて、
子どもたちも嫌がらずに大丈夫そうなら
週1で利用してみよう…と、
まずはお試しで…ぐらいの感覚で申し込んでみた。
9月29日(土)なら空いているとのことで、
早速その日で予約をお願いした。
まぁほんとは、できれば平日のほうがいいなぁ…
とは思っていたんだけど、
ちょうどその日は5週目なので
ベビースイミングもお休みだし、
まぁいっか…ってことで。
* * * * *初回の利用の前には、
一度、その保育園に行って
面接を受けることになっている。
一時保育を利用する9月29日(土)の2日前の
9月27日に来てくださいと園から連絡があって
その日に面接に行くことに。
* * * * *面接当日、保育園へ行くと、
まずは一時保育用の部屋に通された。
6畳? いや、8畳ぐらいかな?
和室の部屋です。
一時保育の定員は1日につき4人まで。
つまり最大4人の子どもたちが
この部屋で過ごすことになる。
ちなみに、一時保育専任の保育士さんは2人。
その2人のうちの1人が
こちらの持って行った申込書を見ながら
各項目について確認をしていき、
こちらはその確認に答えていく。
保育士さん(以下、保):「で、えーっと、、、ゆずちゃんのほう、
”歩行が完全でない”とありますが。」
私:「ええ。そうなんです。
一歩一歩ゆっくり出すような感じで、
どうもこう、他の子のようにスタスタ歩けないというか…
バランスがうまくとれないので、よたよたと
ちょっと危なっかしいところがありまして。」
保:「そうですか……」
壁伝いによたよたと歩いているゆずを見やる。
保:「何もつかまらずに歩くことはできますか?」
私:「はい。一応。
でも、すぐにバランスを崩して座り込んだり、
他の子にほんのちょっとぶつかられただけで
転んでしまったり…ということはあります。」
保:「転倒しやすい。と。」
私:「はい。そうですね。
他の子より、転倒はしやすいと思います。」
しばらく沈黙。
ん? なんだ? この沈黙は??
保:「あの…申し上げにくいんですが、
もしかすると、受け入れが難しいかもしれません…」
予想外の流れだった。
いや、予想していなければいけなかったのかもしれない。
でも、四六時中ゆずと一緒にいる私にとっては
(もちろん他の子と違うという認識はあるものの)
これが私たちにとっての「普通」になってしまっていて、
歩けないということが「異常」と思わないばかりか
一時保育を断られる(かもしれない)とは
夢にも思っていなかったのだ。
言葉が出なかった。
ここで、保育士さんは
「ちょっと待ってくださいね。」
と言い残して、部屋を出ていく。
* * * * *面接の場に取り残されて、
ちょっとショックが薄らいできて、思った。
でも待てよ。
定員4人のうち、何歳児が何人
という枠は決められていない。
それこそ0歳児の歩き初めの転びやすい子が
4人来ることだってあり得るのでは??
そんなことをふと考えた。
でもまぁ、そんなことを思ったところで、
むこうが無理といえば無理なのだ。
仕方がない。
しばらくして、保育士さんが戻ってきた。
保:「一応、何もつかまらずに
歩くことはできるんですよね?」
私:「はい。一応は。」
保:「ちょっと見せてもらえますか?」
私:「はい。」
壁伝いに歩いていたゆずに声をかける。
「ゆずー。ちょっとこっち来てごらん?」
ゆず、途端に不機嫌そうな顔になり、
イヤイヤ!と首を振って座り込む。
うーん、、ヤバいな、これは。
さっき、ゆずが歩けないの云々って話を
保育士さんがし始めてから、
なんか警戒し始めてたんだよね。。。
一向にこっちに来る様子はない。
見かねた保育士さんが
「ゆずちゃん。ちょっと、おばさんと
お手てつないで歩いてみようか。」
と、寄っていくと、
案の定、泣き出した

やっぱりね。。。
ゆずにとっては、自分が歩けないことを
とやかく言う人は「=キライ」なのだ。
「ゆず。ママとお手てつないでみようか。」
と手を差し出すと、私の手をつかんで
スピードこそ出せないものの、
ものすごい力で廊下へと出て行こうとする。
「もう帰る!」と言っているらしい
私:「すみません、、廊下を歩くのでもいいですか?」
保:「はい。いいですよ。」
もう帰れると思って泣き止んだゆずの手を引き、
廊下をとぼとぼと歩く。
廊下を行くと、右側に玄関があり、
ゆずはそっちへ進もうとする。
「ちょっと待って。まだ帰らないよ。
さっきの部屋に荷物も置きっぱなしだし。
ほら、あっちに行ってみようよ。」
と、その先に進もうとしたところで、
園長先生がやってきた。
* * * * *40代後半ぐらいじゃなかろうか?
おそらくそんなに年はいっていない。
やや恰幅がよく、人の良さそうな男性だ。
園長先生:「どうも。園長の○○です。」
私:「はじめまして。△△と申します。
この度はお世話になります。」
2歳児クラスでみんなが遊んでいるのを見つけ、
ゆず、そこに行こうとする。
園長先生:「うん、いいよ。
ゆずちゃん、そっち行ってみようか。
お友達、みんな遊んでるね。」
部屋の前まで行くと、
ゆず、私の手を離して、
一人で歩いて部屋に入っていった。
よたよたしながら、ゆっくりと
部屋の中へと進んで行く。
と、ここで、さっきの保育士さんが
ゆずの危なげな歩き方を見ていられなかったのか、
ゆずの手を取ろうとした。
あーーー。
泣くよ、こりゃ。。。

「ちょっと待ってください」というより先に
ゆずが床にひっくり返って泣き出した。
やっぱりね。。。
* * * * *園長先生:「ねぇ、○○さん(←保育士さん)。
今、ゆずちゃん、一人で歩きたかったんだよ。
ちょっと、手出さないで見ててあげようよ。」
この瞬間、私は
「この人は、ちゃんと子どもの気持ちを
わかってあげられる人だ!」
と確信した。
この人は信じられる。と。
園長先生:「いいよ。ゆずちゃん。
一人で歩きたかったんだよなぁ。
そうだよなぁ。みんな遊んでるもんなぁ。
みんなと一緒に遊びたかったんだよなぁ。
いいよ、行って。遊んでいいんだよ。」
この言葉に安心したのか、
ゆず、泣き止んで、立ち上がり、
みんなのところに行こうとする。
…が。
みんなはちょうど部屋を移動するところで、
担任の先生が園児たちを並ばせて、
あっという間にみんな出て行ってしまった。
淋しそうなゆず。
広い部屋にぽつんと取り残されて、
ちょっと淋しそうだったけど、
すぐに気を取り直して、
誰もいなくなってしまった部屋の
さらに奥へと進んで行こうとする。
保育士さんが「つかずはなれず」な距離で
ゆずに付いていく。
園長先生と私は部屋の入り口で
それを見守っていた。
園長先生:「強いなぁ。えらいなぁ。
よく頑張ってる。ほんとに頑張ってる。
他の子と一緒に遊びたいだろうなぁ。」
園長先生が独り言のように言った。
私:「そうですね。。。
同じぐらいの年齢の他の子たちは歩けていて、
自分はうまく歩けないってことを
本人もちゃんと分かっていて。
だからだと思うんですけど、
そのことについていろいろ言われると
すごく嫌がるんです。」
園長先生:「それはそうだろうなぁ。
ところでお母さん、病院は受診してるの?」
私:「保健センターでの経過観察で診てもらってるだけです。
リハビリセンターを勧められたんですけど、
本人、歩けないことに触れられたり、
練習練習とか言われることをすごく嫌がるので、
逆効果になるんじゃないかと思うと、
なかなか行く気になれなくて…」
園長先生:「なるほど。
で、幼稚園についてはもう何か考えてます?
2年保育か、3年保育か、とか。」
私:「一応3年保育で考えてるんですけど、
まだ全然、情報収集もできていなくて。」
園長先生:「そうですか……
3年保育となると、来年の今頃には面接ですよね。
今の状況からいくと、もしかしたら難しいかもしれないなぁ……
もちろん今よりは歩けるようにはなってるでしょう。
でも、みんなと同じように、とはいかないかもしれない。
となると、幼稚園では受け入れてくれないかもしれません。
幼稚園は”健常者”しか受け入れませんから……」
健常者、か。
なんか。。。
ずっしりきたな。この言葉。
でも、そうだよね。
歩けない子は受け入れてくれないだろうな。
園長先生:「今回の一時保育の件は、
一応、こちらもなんとかして、お受けします。
ただ、5時間ってことでしたが、
できればもう1時間でもいいですから、
短くしてもらえたら、と。
というのは、ですね。
転倒しやすいので、保育士を一人、
ゆずちゃん専任でつけます。
でも、こちらもあまり人員に余裕がなくて…
かといって、安全確保ができない状況で
”はい。お受けします”とも言えませんから、
こちらも何とかスタッフをやりくりしてお受けする代わりに
お母さんのほうでも時間をちょっと短くするということで
ご協力願いたい、というわけなんです。」
私:「はい。それは大丈夫です。」
ゆずとあんずを預けて、
その間にちょっと仕事をしようと思っていたけど、
特に何時から何時までと時間が決まっているわけでもない。
園長先生:「よかった

じゃあ、15時までってことでしたけど、
14時に迎えに来ていただくってことで、どうでしょう?
ほんとにすみませんね。。。」
私:「ええ。大丈夫です。
こちらこそ無理を申し上げてすみません。」
園長先生:「いえいえ。こちらこそすみません。
1時間短くなってしまって申し訳ないです。
お仕事、はかどるといいんですけど。
そうそう。それで。
お母さん、お仕事されてるんですよね?
月極で預けることは考えてないのかな?」
私:「えっと、、考えていないというか、、
あんまり考えたことがなかったかな。
なんとなく、幼稚園に…と考えていたので。」
園長先生:「そうですか。
いやね。一時保育だと、さっきお話ししたように
ちょっと難しい部分がありますけど、
月極であれば、うちの園に限らずどこの園でも
”こういう子が入ります”ってことで
保育士をその分増やすことができますから。
だから、一時保育じゃなくて、
この際、月極で考えてみても
いいのかな?…って気はするんですよ。
幼稚園の面接の時期までに
みんなと同じように走り回れるぐらいに
なっていればいいですけど、
それはまだ今の段階じゃ分からないですもんね。
お母さんも、家事に育児に追われて、
子どもが寝てからお仕事じゃ大変でしょう。
だったらもう、思い切って、
幼稚園じゃなくて、保育園に預ける方向で
考えてもいいのかな、って。
最初はゆずちゃんも(他の子が歩けているから)
ツライかもしれませんけど、
自分も他の子みたいに歩きたい!という欲求を
後押しするという意味ではいいかもしれませんし。」
たしかに、それはそうかもしれない。
一理ある。というか、かなり正論だ。
だけど、ゆずだけ預けたところで
仕事ができるようになるわけじゃない。
預けるならゆずもあんずも2人とも預けないと。
けど、2人預けるとなると、けっこうな出費だ。
もちろんその分仕事はできるようにはなるけど、
外勤じゃないので、月給いくら、時給いくらと
決まっているわけではない。
どれだけ稼げるか、やってみないと分からないのだ。
そんな不安が頭をよぎったものの、
入れないかもしれない幼稚園の面接時期を待つより、
今から保育園に預けることを考えたほうが
いいような気になってきた。
こうと思ったら曲げない、頑固な性格なわりに、
自分が「この人は信用できる!」と思った人の
言うことにはかなり影響されやすいのだ…
園長先生:「それから、ゆずちゃん、
自分が歩けないってことについて
触れられるのを嫌がるってことでしたけど、
今、えっと、、2歳と………」
私:「明後日で2歳4ヶ月です。」
園長先生:「2歳4ヶ月か。
うーん、、そうだなぁ。
もうそろそろ、一度、ちゃんとした病院で
受診してみたほうがいいかもしれないですね。
原因なり対処法なりが分かって
早く歩けるようになれば、
それに越したことはないしね。」
私:「そうですね。
今まで、本人が嫌がるから…と思ってきましたけど、
今日、みんなに入れなくて淋しそうな姿を見てたら、
ちゃんと病院なりリハビリセンターなりに行ったほうが
いいのかな、っていう気になってきました。
保健センターからはリハビリセンターを勧められていて、
今度、10月15日にまた行くことになってるので、
その時に紹介状をもらって、行ってみようと思います。」
* * * * *たとえば、子どもが風邪をひいたら、
病院に行って診察をしてもらう。
薬をもらって飲ませる。
子どもは診察を嫌がるかもしれない。
薬を飲むのを嫌がるかもしれない。
でも、嫌がったとしても、
病院に連れて行き、薬を無理矢理にでも飲ませ、
早く治してあげたほうがいいに決まっている。
じゃあ、「歩けない」ということについては…?
人よりちょっと発達が遅いというだけならいい。
ゆったりと大きく見守ってあげればいい。
「ただちょっと人より遅いだけ。」
「個人差」「性格」のようなものだと思っていたので、
病院やリハビリセンターに行く必要はないと、
今まで、そう思ってきた。
でも、もし…
歩けないことに、何らかの原因があるとしたら?
病院でちゃんと診察をしてもらって、
もし原因があるのならそれを突き止め、
それに対する正しい対処を施す。
そうしてあげないといけない時期に
なっているのではないか?
「ちょっと人より遅いだけ」では
済まされない時期になっているのかもしれない。
受診して、原因がなければそれでいい。
リハビリセンターだって、一度行ってみて、
どうしてもゆずが嫌がるようなら
家でもできるリハビリ方法を聞いて
極力家でやるようにしたっていいのだ。
園長先生が、そのことに気付かせてくれました。
この時期に、この人と出会えて、本当によかった。
* * * * *これが転機となった3日間の初日の出来事です。
このあと、私は保育園の情報を集め、
めぼしい保育園に見学に行き、
ひとまず10月15日の経過観察を待つことになります。
ただし、保育園に関しては、数週間後、
一旦白紙に戻すことになるのですが……
というわけで、続きはまた

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